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8月読書・ベストは「家族終了/酒井順子:著」

8月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2386
ナイス数:99

猫も老人も、役立たずでけっこう: NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。 (NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。)猫も老人も、役立たずでけっこう: NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。 (NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。)感想
養老先生のこの番組。見た覚えはあるんです。味のある老猫・まるも出てたし。だけど内容を覚えていなくて、新鮮に読みました。猫を前面に出しているようで、実際は養老先生の「老い」や「今の現代を憂う」話。時々「まる」を見てごらんなさいと、出てくる感じかな。「今よりよくなりたいですか?。まるを見ていればわかる。あの程度でいいんじゃないのって」。「虫をどう取るかなんて教えない。それは自分で見つけることで、生き方を発見していくことと同じ」。「夫婦が折り合わないのは、それxぞれの個性があるから。折り合う部分を心と言う」。
読了日:08月14日 著者:養老孟司
キリの理容室キリの理容室
読了日:08月14日 著者:上野 歩
仏果を得ず仏果を得ず
読了日:08月14日 著者:三浦 しをん
山女日記山女日記
読了日:08月15日 著者:湊 かなえ
たそがれどきに見つけたものたそがれどきに見つけたもの感想
帯にあった「気づいたらけっこう“いいとし”になっちゃってたんだ。でもまだ大丈夫、もう少しいける」。その通り、ジャストミート!。私が51歳なんて自分自身が信じられない。脳内は30代のままなのにな・・・。そう思っている同世代なら、6編の中のどこかに自分自身を見つけるかも。1作あたり50頁弱で繋がらない短編集って、不完全燃焼が多いけど。 ほぼどれもぎゅっと濃縮された内容。「親を看取る」話が随所にあったのもうなづける。その日が来た人、まだ先だろう今のうちにと思う人。別れはいつって期限がない。ナイスなフレーズも。
読了日:08月16日 著者:朝倉 かすみ
教場2教場2
読了日:08月23日 著者:長岡 弘樹
教場0: 刑事指導官・風間公親教場0: 刑事指導官・風間公親感想
タイトルに鬼教官・風間の名前が付いているので、風間の現場時代の話かと思いきや。ここでも「風間道場」と呼ばれる、各署3ヶ月刑事が指導を受ける話。主人公はそれぞれにいて、「答えられないなら、私が“交番転属願”を書いてやる」と風間が焚きつける。影の主人公っていう位置付けが、このシリーズの良さ。最初にそれくらい緊張しながらも、事件に臨めってところかな。新人だからなんて、一般市民には通用しない。内容的には現場が舞台なので、警察小説色が強く。これだけでも読めます。で最後気付く。「0」のタイトルの意味を。ゾゾーでした。
読了日:08月23日 著者:長岡 弘樹
早朝始発の殺風景早朝始発の殺風景感想
初読。本編では繋がらない短編集なので、少しずつさっくり読めました。登場人物が学生等皆若く、ちょっとした謎解きの進め方も好感度大。『夢の国には観覧車がない』では、高校の部活引退記念で、男子部員の先輩常敗が観覧車に乗る話。なぜ後輩は近くの「夢の国」(ディズニー)じゃなく、この地味な遊園地を選んだのか。言われてみればそうだな!と、観覧車が苦手な私もうなづきました。高いところはすべてお見通しってこと。『捨て猫と兄妹喧嘩』は、両親の離婚で離れ離れになった兄妹の話。妹鋭いなー、猫を置いていったのが誰かズバリ見抜いた。
読了日:08月26日 著者:青崎 有吾
Mattyのまいにち解毒生活 太らない、疲れない、病気にならない。 (講談社の実用BOOK)Mattyのまいにち解毒生活 太らない、疲れない、病気にならない。 (講談社の実用BOOK)感想
ざっくりほぼ文章で書かれているので。ふーんな感じはありますが、「解毒」つまり排出するためのアドバイス。ちょっと参考になり簡単だったので。ま、今晩の入浴から実行してみようかな。
読了日:08月27日 著者:Matty
家族終了家族終了感想
「家族とは、いつか数が減っていくもの」。この数年思ってました、きっかけは炊飯器。もう5合炊きなんて使わないなあって。そこにこの本を見つけ、さすがの視点がジャストミートしました。最初は自身の家族の話から、嫁姑問題のうつりかわり(最近は「お嫁ちゃん」の言葉を見かける)。昭和から令和になった今、「時代の変化は早いものよ」と隔世の感満載。家族という言葉も、もう「族」じゃないしってナルホド!。家族の世話をすること=自分に返ってくる愛情、今では掛け捨て。親を看取る世代の私達や、家族関係に息苦しさを感じる30代。ぜひ。
読了日:08月30日 著者:酒井 順子

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